晝は夢 夜ぞうつつ

本と、夜の考えごと

かたむき

傾けた グラスの角度空を仰ぐ 視線の速度落ち葉を踏む ヒールの音色喉震わせて 君に伝えたりしない鼓動刻む指先で 君の冷えた場所 探したりしない君の 「いま」 「いちばん」を僕は 「ずっと」 「これから」も

芸術家が一番スゴい

芸術が愛しい 芸術はスゴい。それは絵かも知れない。 音楽かも知れない。 文章かも知れない。演劇もファッションも、 哲学もアートだが、 共通するのは世界観だと思う。自分の世界があって、 自分なりの表現があって、 それを誰かに抑制されていないことだ。…

錯覚

嫌悪感 知らんぷり関係ないから 笑ったの分かったふりして おどけたの僕の心が 突然に僕に向かって 胸を切り裂く形作った筈の道 積み重ねてきた筈の四季僕の命は さなぎの様に 吹き荒ぶ風耐え抜いて誇った顔が くるおしい戻れない夢 誰かの未来からっぽの塊 …

自分という幻想

「自分」は環境によって作られた反応でしかない 「自分」はこう思ってるとか、 「自分」はこういう性格ですとか、 「自分」の夢はこうですとか、普通に「自分」「自分」言いますけど、 それって、誰なんですかね。その自分っていつ生まれたんですかね。受精…