晝は夢 夜ぞうつつ

本と、夜の考えごと

かたむき

傾けた
グラスの角度

空を仰ぐ
視線の速度

落ち葉を踏む
ヒールの音色

喉震わせて
君に伝えたりしない

鼓動刻む指先で
君の冷えた場所
探したりしない

君の
「いま」
「いちばん」を

僕は
「ずっと」
「これから」も