晝は夢 夜ぞうつつ

本と、夜の考えごと

Reiwa

Reiwa

まるで年末年始かの様に
世間が浮き足立っても
わたしの脚は昨日と変わらず腫れている。

世界は変わっていく様で何も変わっていない。

変わるかも、という期待で株価はつり上がるし
変わるんだ、という確信で時代が動く。

心の在り様がいつか実態となって
不意に指で触れていたりする。

平成はHeiseiではなかったけど、
令和はReiwaと表現している人が多いと思う。

ね、そうでしょう?


***


10年会っていない人にふと会うと、
あの日と同じ体で
ここまで毎日寝て起きて生きてきたのかと思って
大変に感動する時がある。

今日を迎えた人は平成を生きてきたんだね。

何も変わらない空気に手を合わせて、
手の中の空気から変えていく。

みんなの心とからだに自由を。

Reiwa、おはよう。