2017-10-03 かたむき 詩 傾けた グラスの角度空を仰ぐ 視線の速度落ち葉を踏む ヒールの音色喉震わせて 君に伝えたりしない鼓動刻む指先で 君の冷えた場所 探したりしない君の 「いま」 「いちばん」を僕は 「ずっと」 「これから」も